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長年サロンへ通って下さっているお客様が、
つい先日、駅のホームで、貧血で倒れられ、お怪我をされてしまい、
一旦、ご予約もキャンセルされたのですが、
先日、元気なお姿で約3週間ぶりにご来店されました。
メールでご様子は伺っていたのですが、大事には至らず、ご無事で何よりでした。
完全に意識も無く、
気が付いたら、周りの人達に「大丈夫ですか!?」と声を掛けられ、
それでやっと意識を取り戻されたそうで…。
このお客様は、
毎年、年に1~2回は貧血で倒れる事があるらしく、
生理不順で生理周期もかなり乱れてらっしゃって、
長年、よもぎ蒸しには通って頂いておりましたが、
体調が悪い時には長期間ご来店出来なかったりしたのですが、
この調子では一向に体質改善にはならないとお話をさせて頂き、
2年前からは来店頻度を上げて頂き、
集中的によもぎ蒸しと併用して、
リンパマッサージや電気トリートメント等の施術もご一緒に受けて頂いております。
そのお陰で、ここ最近は、
会社を長期休んだりされる事も無くなり、
酷く体調を崩される事もなく順調だっただけに、
私もとてもショックでした。。。
そんな事があり、
貧血は、女性に起こりやすい病気のひとつなので、
今日は、貧血について、まとめてみました!
貧血は、症状が直ぐに改善する事もある為、
余り気にしていないという方も少なくありません。
しかし、貧血を放置する事で症状が進み、
他の病気を伴ってしまう場合もありますので、
ご自身の不調を放置しないで下さいね!
貧血を起こした時点で、体はSOSを発信しているのですから、耳を傾けてあげて下さい。
先ず、貧血の症状ですが、
立眩みや目眩、倦怠感、疲れやすさ 等が代表的ですが、
他にも、動悸、息切れ、頭痛 等があります。
顔色が青白くなる等、見た目で直ぐに分かる事も多いですが、
貧血の状態が徐々に進み、自覚症状が見られない場合もあるので注意が必要です!
これらの症状を引き起こす原因は、
■通常の代謝による損失
赤血球は毎日少しずつ、古くなった赤血球と新しい赤血球が入れ替わることによって、
1日約1mgの鉄が失われていきます。
また、発汗によっても鉄分が失われやすくなります。
■月経
女性の場合、月経による出血が原因で個人差はありますが、
1日あたり0.5~1.0mgの鉄が失われていきます。
■妊娠、出産
妊娠中や授乳期は赤ちゃんの成長に必要な鉄分の供給や母乳とともに鉄分が失われ、
出産の際にも多くの血液が失われる為、
鉄不足が起こりやすくなります。
■極端なダイエット
食事量を極端に減らしたり、過度のダイエットを行うと、
食べ物に含まれている鉄分の量が減るだけでなく、
糖質や脂質 等も減少する為、ヘモグロビンの材料になっているたんぱく質がエネルギー源として利用され、
鉄不足による鉄欠乏性貧血が起こりやすくなります。
■病気
貧血は消化性潰瘍や胃の切除後、痔、肝硬変 等が原因による出血で起こる事もあります。
特に女性の場合、
子宮筋腫や子宮腺筋症の病気が原因で、
月経時の出血が増加し、貧血を引き起こす可能性もあります。
貧血の予防としては、
数ある貧血の中でも約90%の割合を占めているのが鉄欠乏性貧血です。
この鉄欠乏性貧血とは、
体全体に酸素を運ぶヘモグロビンが減少する事で、
酸素不足の状態が起きる事が原因として挙げられます。
ヘモグロビンはタンパク質と鉄分で構成されている為、
鉄分が不足した状態だと鉄欠乏性貧血が引き起こされやすくなるのです。
最近では、妊活でご来店されるご新規様のカウンセリングに入っていると、
鉄欠乏症の方が本当に多く、病院で処方されたお薬を服用されてらっしゃって、
こんなにも多いのか…と驚きます。
それだけ食生活が乱れてしまっている…という事ですね。
とても残念です…。
妊活中なら尚更、食生活には気を付けて頂きたいと思います。
鉄欠乏性貧血を予防する為にも、
先ずは、鉄分の多い食事をしっかりと摂り、毎日失われる鉄分を補う必要があります。
日頃から貧血に悩んでいる方は、食生活を見直し、鉄分を積極的に取り入れるようにしましょう!
お勧めの食材は、
鉄分不足と聞くと、レバーを思い出しますが、
最近では家畜環境や餌の問題 等もあるので、レバーは苦手な方も多かったりするので、
肉類の他にも、
イワシや煮干し、あさり、しじみ、牡蠣 等の魚や貝類、
豆乳、枝豆、そら豆、納豆の豆類、
ほうれん草やパセリ、モロヘイヤ、小松菜 等の緑野菜、
青のり、ひじき 等の海藻類です。
こうして見てみると、
やっぱり和食で頂ける食品が多い事に気付きますよね!
ヘム鉄は、
肉類、魚・貝類などの動物性食品、
非ヘム鉄は大豆類、野菜類、海藻類に多く含まれています。
特に女性は、ダイエットでカロリーばかり気にして、
ヘム鉄よりも非ヘム鉄を多く摂取する傾向にありますが、
ヘム鉄の方が、非ヘム鉄よりも吸収率が高い為、
効率的に鉄分を摂取したい方にはお勧めです◎
非ヘム鉄を摂る場合は、
動物性たんぱく質やビタミンCを多く含む食品を摂る事で、鉄分の吸収率が高まります!
いつも食指導でお伝えしている事ですが、
良い!と言われる物を単品で摂るのでは無く、何でもバランスの良い食事の中に取り入れる事が重要です。
偏った食事をしている人のお肌を見てみて下さい!!
「皮膚は内臓の写し鏡」
残念ながら、健康的じゃないですよね。。。
くすんでいたり、ハリが無かったり、顔色悪かったり…。
日頃の食生活では、よっぽどの事が無い限り、過剰に摂取する心配はありませんが、
鉄分を含んだサプリメントや鉄剤 等で、過剰摂取してしまうと、過剰症を起こす危険性もあるので、
摂取量には注意して下さいね!
よもぎにも鉄分は多く含まれているので、
是非、食して下さい!
よもぎ茶も大好評です◎
■伊吹ヨモギ
1,500円+税
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2017年5月17日